高校3年生が物申す!犬山市議会フリースピーチ

1月24日(金)6時間目、犬山市議会の議員の皆様にお越しいただき、生徒とディスカッションをしていただきました。

参加生徒は私が担当する政治・経済の受講生たち。
今回の授業は先方からご提案をいただいて、11月中旬頃から計画してきたものでした。
正直なところ、日々の授業の中で十分な準備時間を設けることができておらず、心配な気持ちで当日を迎えたのですが、生徒たちは、私の不安を吹き飛ばすかのように、物怖じすることなく意見を主張し、高校生ならではの要望や課題意識、あるいは議論によって得られた感動をいきいきと表現していました。
生徒の様子に市議の皆様の表情も明るく、議論は熱を帯びていきました。
少なくとも、私が高校3年生の時には、このようなレベルの活動は絶対にできなかったと思っています。

生徒らがいきいきと活動することができたのは、市議の皆様があたたかい気持ちで生徒と接し、議論を盛り上げてくださったからです。また、英語の授業におけるディベートや総合的な探究の時間における「自由研究」など、日々の活動に生徒らが真剣に取り組んできた成果でもあります。

いずれにせよ、授業者として本当によい経験ができました。このような機会をいただけたこと、すばらしい生徒に出会えたことに感謝します。


【活動の記録】
11月下旬・・・グループ決め(1時間)→市議会よりいただいた「テーマ」に基づき、グループ分けを行った。
12月上旬・・・Feel度 Walkの実践(2時間)→一般社団法人「みつかる+わかる」市川力様の実践を参考とした活動を行った。
冬休み課題「高校生の調査研究」→自主的な「Feel度 Walk」を通して、「テーマ」について考え、課題や解決策を考案した。
1月上旬・・・生徒間ディスカッション(1時間)→冬休み課題を通して考えた内容について議論した。
1月24日(金)・・・本番

【生徒が取り組んだテーマ(市議会よりいただいた多数の提案の中から、生徒が選んだ)】
 ・住み続けたいまちってどんなまち?
 ・政治無関心の理由について考えよう
 ・地域の自然科学課題として 自然と防災
 ・暮らしやすいまちづくりとは?
 ・少子化について