ちょうど今、ＣＢＣ「チャント！」で本校のｅスポーツ活動が放映されました。ご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。

　いかがでしたか？どのような感想をお持ちになったでしょうか？

　詳しい内容は知らされておらず、放映をみて「そうなんだ。だから笑い声が聞こえてきたんだ！」と納得しました。他にも、「生徒がしっかり、率直に答えているなぁ」と。

　学校でゲームを取り入れることには、色々とご意見があると思います。

　しかし、生徒は「ゲームをやること」だけにとどまらない、様々な成長を見せてくれています。それは大人の「常識的な考え」を超えていきます。海外のチームに入り、その国の言葉を勉強した生徒は、韓国語だけではなく中国語も自主的に学びました。また、プレーするだけではなく、相手の情報を集めて、傾向を知る。これも大切な活動です。さらに、性別や体格差、障がいの有無、年齢差、国籍も関係ありません。しかも、コロナ禍で対面で人と人とがつながりにくい状況になりましたが、オンラインの力で、それも乗り越えられるかもしれません。

　そうした様々な点を生徒から教えられ、私自身、目からうろこが100枚位落ちました。その結果として、学校内における教育的活動として導入したという次第です。

　この活動をするには、民間企業を始め、多くの方々の支えがあります。それを理解しながら生徒は活動していることも付け加えておきたいと思います。

　もう一つ大事なことを。ｅスポーツ活動だけでなく、他にもアツい活動がたくさんあります。部活動や学校行事など。

　今後とも、ぜひ生徒の活動を多くの皆様に見守り、支えていただければ幸いです。

　令和４年12月21日

　　校長　森　　也寸司