さあ、新たなスタートを!

私立高校の入試が終わりましたね。受検をした皆さん、お疲れさまでした。これまでの努力の成果が発揮できたでしょうか。

  「本番」というだけで、大きなプレッシャーを感じますよね。ですから、「予想の6割・よくて7割くらい力が出せればよい」という感じなのかもしれません。 

 ということは、「普段の6割、あるいは7割」が、「よくできた」「頑張れた」というレベルになっていないといけません。言い方を換えれば「100点をねらっていても、どこかでミスをして60点や70点くらいになる」ということを想定して、普段の生活をするということです。これは、受検に限ったことではありません。 

 入試の時期は寒い。体調が悪くなりやすい時期ですね。私も30年以上前に私立高校の入試を受けました。その学校は、木造校舎だったような気がしています。とにかく寒い。しかも、カイロを無くして震えていました。翌日に別の高校を受けましたが、風邪をひいて「早く帰りたい」と思いながら問題を解いたことを覚えています。そういうハプニングも想定しながら、最後までやり抜きましょう。

 あなたの力は伸びます。伸びるチャンスを手放すことなく、やり抜いて、伸ばしていきましょう。そして、そんなチャレンジを続けようとしている自分を誉めてあげましょう。 

 私たちは、今よりもなお一層、バージョンアップした皆さんを迎えるため、準備を続けています。 

 伸びる可能性を手放さない。そして、活かしきる。皆さん、期待していますよ。

                          令和5年1月18日

                             校長 森 也寸司